モラルハラスメントの加害者の心理

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モラルハラスメント自分を愛せない加害者の心理
モラルハラスメントは、加害者が被害者に対して、言葉や態度によって、巧みに被害者の心を傷つける精神的な暴力です。
肉体的な暴力のような「熱い暴力」だけでなく、言葉や態度など分かりづらい「冷たい暴力」も伴っているのが特徴です。
 
モラルハラスメントは必ず、夫や妻と言った「力のあるものから力のないもの」に対して行われます。
また夫や妻だけでなく、姑と婿、恋愛関係のあるなど、必ずしも夫婦間だけにあるものとは限りません。
 
モラルハラスメントは、「心の犯罪」であるとまで、言われていますが、加害者の心理はどのようなものでしょうか。解説していきたいと思います。
 
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モラルハラスメントの加害者は「自己愛性人格障害」に分類される。
モラルハラスメントの加害者は「自己愛性人格障害」というものに分類されます。

モラルハラスメントの被害者は、「自分が駄目だから叱られるんだ」という認識をすりこまれてしまいます。
しかし、本当の原因は、「加害者が人を見下し傷つけていなければ自分を保てない弱い人であること」です。

「あなたが傷つけられても仕方のない駄目な人間である」という認識をあなた自身や周りにすりこませているのは、まさに上のような精神的疾患を正当化させているからに他なりません。
 
自己愛性人格障害とは、「ありのままの自分を愛せない」障害のことです。
 
心の中に、強い劣等感やコンプレックスが根強く、常に不安を抱えています。
 
そのため、崩れそうな自尊心を、
「自分は万能で特別な存在だと信じること」
「他者から肯定的に評価されること」
「優越感を得るため身近な弱者を貶め見下すこと」
でようやく維持しています。
 
絶えず注目されたり、愛情を求める行動をして特別扱いされることを求め、一方では、弱者を傷つけることで精神のバランスをとっています。

モラルハラスメントは、加害者の「不安心理から起こる防衛本能」と言えるでしょう。

モラルハラスメント自分を愛せない加害者の心理 まとめ

モラルハラスメントの加害者は、「自分自身に強烈にコンプレックスや劣等感を持っており、自分自身を守る防衛」と言えます。 
しかし、だからと言って許せるものでも、理解できるものでもありません。
 
加害者は「自分を愛せない」心の病のため、「おだてたり」「特別扱い」することで、一時的には怒りは鎮まるかもしれません。
 
しかし、それでは、被害者は永遠に加害者の下につくことになり、被害者の精神状態はますます悪くなるばかりです。

対策として、最も有効なのが「逃げる」という手段です。
しかし、その前に、「自分が不快感を被ったこと」をきちんと相手に伝え、自分勝手な要求や要望に答えないことが大切です。
 
「自分は、あなたの奴隷ではない」

と言うことを相手に伝え、それでも改善が見られない場合は、速やかに「逃げる」ということが一番です。