転職市場2016年度〜2017年度予測まとめ 2017年も売り手市場が続く?

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2016年はアベノミクスの影響で業務の拡大で設備投資や人材強化に取り組む企業も多く、転職市場は売り手市場でした。
このまま2017年も転職市場では転職希望者が有利な売り手市場は続くのでしょうか。
大手転職情報サイトの2016年から2017年の転職市場予測をまとめました。

2016年転職市場はどんな感じだった?

厚生労働省「一般職業紹介状況」

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厚生労働省が毎月発表している「一般職業状況」では、平成26年度(2014年度)より求人数が求職者数を上回る、いわゆる売り手市場になっています。

「一般職業状況」とは、公共職業安定所(ハローワーク)における求人・求職の状況をとりまとめ毎月、公表しています。
厚生労働省 「一般職業状況」(平成28年8月)

産業別では、教育,学習支援業(12.3%増)、宿泊業,飲食サービス業(12.2%増)、医療,福祉(11.3%増)、生活関連サービス業,娯楽業(9.8%増)、卸売業,小売業(9.2%増)などで増加しています。
2012年から始まったアベノミクによって企業側も積極的に設備投資・人事採用を行い企業側も積極的に採用数を増やしてきました。
大手人材紹介、転職情報サービス会社はどのように見ているのでしょうか。

マイナビ転職

http://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/datalabo/04
マイナビ転職の2016年転職レポートでは、
1 大企業ほど人材不足感
2 中途採用は欠員所充のため組織拡大・強化へシフト
3 経験者採用・未経験者採用ともに積極的
など2016年は転職市場は転職を考えている人にとって大変良い時期でもありました。

DODA 

https://doda.jp/guide/market/
DODAでは、2016年下半期の転職状況を次のように予想しています。

緩やかに求人数が増加する分野:建築・土木、営業、人事経理総務、クリエイティブ
その他の分野は横ばい
で求人数はやや鈍化するものの、全体では転職市場の活況が続きそうです。

今の会社の外でも通用する強みが自分にあるのか、業界や職種が変わったとしても活かせるスキルが何なのかを見つければ、異業界・異職種にキャリアチェンジの可能性があるということです。

現在の景気は東京オリンピックを見据えた企業投資やマイナス金利政策などプラス要因がありますが、一方で東京オリンピック終了後の景気やマイナス金利の終了など景気の先行きに不透明感もあります。
そのため、転職したいと思っている方は、「早めに転職活動をスタートさせるのが得策」のようです。

一方、まだ転職するか決めていない人や迷っている人は、“テクノロジーの活用”を意識してご自身のキャリアを考えてみることをおすすめします。

テクノロジーは、ITエンジニア、金融業界など特定の業種だけではありません。

あらゆる業職種にテクノロジーを活用した業務変革の波が来ています。

2017年は転職市場にとってどんな年になる?

2016年は国内景気も良く転職をする人にとって非常によい年だったようです。
2017年は100年に一度の未曾有の金融危機がない限り、それほど急激に変わることはないでしょう。
しかし、アベノミクスの金融緩和もそろそろ出口戦略を模索しているとのうわさもあり、消費税も近い将来増税されることでしょう。

その中で、従来の雇用の考えとは異なる「ダイバシティ」を提唱されています。
「ダイバシティー」とは、「多様性の容認」といわれています。
従来の雇用体系では、「正社員こそが一番で、みんな正社員を目標に働く」というのが主流でした。

しかし、ダイバシティでは、そもそも人間はそれぞれ個性や属性が異なるので、企業側が各人の個性を活かした能力を発揮できる働き方を作り出していくというものです。

例えば、育児や育休などで働けない人は短期間労働でも受け入れてくれる企業に働きがいを見つけることができます。
現在の若い人たちの間では、出世よりもライフスタイルを大切にしたいという人もいるでしょう。

転職=正社員の入り口という画一的な考え方よりも、むしろ各個人のライフスタイルに合わせた働き方も受け入れてくれるような企業も増えてくるのではないでしょうか。